ファイルブラウザでのノブ操作

ファイルブラウザ画面での操作について、ちょっとばかり細かい話です。

FUNCTIONノブをグルグル回して選曲をする際に、何か違和感を感じたことはありませんか。じつはTrack AとTrack Bでは、ノブの回転方向に割当てられている操作が逆になっています。次の表は、それをまとめたものです、

Track ATrack B
前(上)へ移動時計回り反時計回り
次(下)へ移動反時計回り時計回り

ボリュームは一般的に、時計回りで増加(+)、反時計回りで減少(-)という動作をしますので、Track Aの挙動に違和感を覚えるのも不思議ではありません。なぜこのような仕様にしたかといえば、あくまでも推測ですが、ターンテーブル画面のアークセレクタと統一性を持たせる意図があるのかもしれません。

ある意味、非常に細かい話なのですが、開発元ではこの件についてコミットを表明しています。今後のファームウェアアップデートによってノブの挙動が変更できるよう、オプションに盛り込むとのことです。ともすると、流されてしまいそうな要望にも耳を傾け、製品へ取り入れていくJDSoundの姿勢には、ほんとうに頭が下がる思いがします。

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