ファームウェア(20479)が公開される

最近はフルデジタルスピーカー「OVO」や「OVO光デジタルコンバーター」で大変な盛り上がりを見せるJDSoundですが、もとはといえば「GODJ」のメーカーとして名を馳せておりました。「GODJ」なくして、「GODJ Plus」なし。「GODJ Plus」なくして、「OVO」なし。脈々とそのスピリットは受け継がれております。

それはさておき、1年以上の沈黙を破り、久しぶりにGODJシリーズ向けファームウェアがリリースされました。以下は、ユーザーフォーラムからの引用です。

追加:

  • 新オプション「アークセレクタの回転方向を反転」を CONTROL(7) に追加。(初期値は Track A=ON, B=OFF)
  • 新オプション「シーケンサとFXのBPMをマスタートラックに同期」を CONTROL(7) に追加。
    (従来仕様ではON相当に固定されていましたが、OFFにして独立したBPMで使用することもできるようになりました)
  • GODJが現在認識できている曲・フォルダの合計数表示を SYSTEM(3) に追加。

変更点:

  • 一部の仕様違反mp3ファイル(パディングとして認められないデータが混入しているパターン)への対応力を改善。
  • (GODJ Plusのみ)トラック別レベルメーターは縦フェーダー適用前の値を表すように変更。
  • (GODJ Plusのみ)Line Outやスピーカーでは割れていない音が録音結果でのみ音割れしている現象を回避するため、録音データの音量を低下させた。
    ※GODJ、GODJ-Cのボリュームはすべてデジタル制御なのに対し、GODJ Plusは一部アナログ制御となり適用基準が異なることから発生してしまう問題です。この対策によりGODJ Plusのみ録音結果の音量が低下しますので、お手数ですが生成されたwavファイルについてはPC上で音量調整を行ってご使用ください。

バグ修正:

  • サンプリングレート48kHzの楽曲を再生している場合、それ以外の楽曲とのAutoSyncや、ビートシーケンサとの同期がずれる問題を修正。
  • 一部のモノラルwavファイルをサンプラー音源として使用するとフリーズする問題を修正。
  • 一部の正常なAIFFファイルが未対応として扱われる問題を修正。
  • メイン画面の波形、画面右上アイコンなど、表示の誤りに関するいくつかのバグを修正。

個人的には認識された曲の合計数が表示されるようになったのが地味に嬉しいところです。それから、ユーザーフォーラムでずっと要望があったアークセレクタの回転方向についてユーザーが自由に設定できるようになったのもなかなかにいい感じです。ちなみに、Twitterでしれっとおねだりしてみたモノラル出力機能は搭載されていないようです。ちょっと残念。

このエントリの情報源

ファームウェアアップデートのご案内 (最新版は20479です)(JDSound 公式フォーラム)

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