GODJの安定化メモ
これから年末年始にかけて数多くのイベントが催されるかと思います。そして、イベントといえばもちろん、GODJの出番です。あちこちの現場でプレイする機会が増えますが、とにかく遭遇したくないのが機材のトラブルです。
個人的にはプレイ中にGODJがフリーズするような地獄を味わったことはないのですが、PAがトラブったことは何度か経験があります。そんな時はイヤーな汗がUK pintくらい放出されるのを感じるわけです。
こうした事態を避けるためにも、少なくとも自分でコントロールできる部分については、手を打っておきたいところ。ということで、GODJの安定化についてのヒントをお送りします。
- ファームウェアは常に最新版を
ファームウェアのバージョンは、オプション画面の「システム(2)」タブで確認することが出来ます。2017/12/21現在の最新版は「17696」です。そもそも、ファームウェアって何ぞな? とか、アップデートってどうやるんよ? という方は、次のリンクが参考になるかもしれません。
- SDカードのフォーマット
SDカードが引き起こす奇々怪々な互換性の問題は、非常に悩ましいものです。カード関連のすべての問題が解決できるわけではありませんが、フォーマット&リストア(データのバックアップ→フォーマット→バックアップしたデータの書き戻し)は解決の選択肢の一つとして挙げられるかと思います。作業の注意点は次のとおりです。
- 作業前に必ずバックアップを取る(フォーマットすると全てのデータが失われます)
- フォーマットはGODJ本体にて行う
- SDカードについてはこちら → SDカードを使う
- 現場で音源の解析を行わない
イベント前に音源の準備(解析)を済ませておきましょう。現場で曲追加→解析→即プレイは慌ただしいだけではなく、GODJのCPUパワーを消費してレスポンスの低下などの問題を引き起こす原因となります。現場でネタの追加が必要な場合、プレイに若干の制限がつきますがライン入力経由で外部音源の利用を考慮した方がいいでしょう。 - バッテリーは満タンで
GODJは非常に省電力なので忘れがちですが、やはりバッテリーは満タンにしておきたいところ。無用なトラブルを避けることが出来ます。
ざっと思いつくのはこんな感じです。ちょっとの気遣いで出来る限りトラブルの芽を摘んでおきたいところです。年末年始のパーティーシーンでこのメモが少しでも参考になれば幸いです。