音源の音量を揃える(実践編)

理論編からの続きです。順番としては、まずそちらからご覧いただければと思います。 

実践編で使うソフトウェアはミュージックプレイヤー「foobar 2000」です。こちらはWindows用となっています。Macユーザは「MP3Gain Express for Mac OS X」が同様の機能を持っているようです。

ReplayGainによる音量の調整

  1. セットリストを作成する

  2.  すべての曲を選択して、右クリック→ReplayGain→Scan per-file track gainを選択する

  3. スキャン中はプログレスバーが表示されます

  4. 結果が表示されたら[Update File Tags]ボタンを押す

  5. これで、タグに音量の情報が書き込まれました

  6. 再度、すべての曲を選択して、右クリック→ReplayGain→Apply track ReplayGain to file contentを選択する

  7. 【注】ストップ【注】書き換え前の警告です【注】ストップ【注】
    オリジナルの音量は失われ、二度と戻すことは出来ません。音源のバックアップをお忘れなく!

    音量の書き換えを行うか確認のダイアログが表示されます
    オリジナルファイルが存在しているか確認してください。問題がなければ[OK]ボタンを押す
  8. 書き換え中はプログレスバーが表示されます

  9. これで音量を揃えることが出来ました。ファイルをGODJにコピーしてください
繰り返しになりますが、音量を書き換えるとオリジナルの値に戻すことは出来ません。取り込みからのやり直しになります。くれぐれもご注意ください。

このようにして、ちょっとした手間を掛けることで、快適なプレイ環境を準備することができます。願わくば、GODJシリーズがReplayGainに対応すれば音量のスキャンだけで済むので助かるのですが……。ここでひっそりリクエストしておこうと思います。

このエントリの情報源

Replaygain つかいかた(foobar 2000 Wiki for Japanese Users)

このブログの人気の投稿

m4aが再生できない

SDカードを使う

GODJ PlusのAAC対応